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看護師が夜勤前〜後に感じる大変な事って、どんな事があるの?
小児科看護師の夜勤って、他科と比べて大変な事が多いって噂は良く聞きます。
同じ病院内でも、小児科勤務の看護師は他科の看護師が来る前から出勤して、他科看護師よりも帰れる時間が遅くなるって話は珍しくありません。
それは、小児科の看護師が夜勤に入る前の準備段階から夜勤が終わった後の片付け的な所まで他科よりも手がかかる事が多いせいなのかも知れません。
では、小児科看護師が夜勤で感じる大変さの噂についてお伝えしたいと思います。
目次 [目次を隠す]
- 【1】小児科看護師は夜勤で仮眠が取れずに、きついのか?ある病棟の夜勤から見てみましょう。
- 【2】小児科病棟を有する規模以上の病院の看護師の夜勤時間は長くなりがち
- 【3】二交代制を取り入れている病院勤務の看護師は夜勤人数が少なく忙しさを強く感じる?
- 【4】小児科看護師は他科の看護師よりも夜勤する回数を多く感じる
- 【5】先輩看護師は特に夜勤の仮眠・休憩は取れなくなりがち
- 【6】小児科看護師の夜勤手当・給料は一般病棟と同じはずだけど?
- 【7】看護師は夜勤で生活リズムを崩壊させやすい?
- 【8】看護師が夜勤に行きたくないと思う時、どうやって克服する?
- 【9】小児科看護師の夜勤のバイトってどうなの?
- 【10】小児科看護師の夜勤あるある!な怖い話
- 【11】まとめ
小児科看護師は夜勤で仮眠が取れずに、きついのか?ある病棟の夜勤から見てみましょう。
○小児科病棟 ナースステーション(夜)
眠るのが何より好きなナース眠子(24歳)が、いつもテンションが高い先輩ナース緊子(26歳)
ラウンドに行く前から眠子は既に眠そうな顔…。
緊子「今日は暇そうだね〜。私まだ眠くないし、研修報告書いてるから、ラウンド終わったら先に眠っても良いよ。」
眠子「了解です!じゃ、少し早いけどラウンド行ってきま〜す。」
緊子「少しって、まだ30分あるじゃん。」
眠子「だって、ジャストで眠りたいじゃないですかぁ。」
緊子「ちゃんと見てきてよね。」
眠子「了解です。」
驚異のスピードでラウンドから戻ってきた眠子。気持ちは、ほとんど眠っている様子。
緊子「ちょっと、早すぎるんじゃない?」
眠子「え?だって、みんな寝てましたよ。」
緊子「本当にちゃんと見た?」
眠子「疑うんだったら緊子先輩、見てきたらどうですか?」
嫌な予感はしつつも眠さで不機嫌になってきた眠子に少し気を使ってしまった緊子。
緊子「わかった、わかった。おやすみ。」
眠子「じゃあ、お先です!」
眠子が仮眠に入って10分も経たないうちに最初のナースコール。その後、ナースステーションに戻ってきてはナースコール対応の時間が繰り返し。
挙げ句の果てには、患者の転落を発見!さすがに眠子を叩き起こして対応する事1時間。
ようやく落ち着いたところで超不機嫌な眠子。
眠子「全然眠れなかったです。ずーっとナースコール鳴ってるし、挙句の果てには落ちてるし。最悪ですよ。」
緊子「ちょっと落ち着いたから、もう少し横になってても良いよ。」
眠子「え!本当ですか?じゃあ、チョットだけ良いですか?」
眠子は遠慮する事なく再び仮眠に入りました。結局、朝まで覚醒する事なく…。
そして、緊子は一睡もできないまま朝を迎えました。
眠子「あぁ良く寝た。ありがとうございました〜。緊子先輩、少しは眠りました?」
緊子「眠れるわけないじゃん。」
眠子「本当すみません!でも私、1オフだけなんです。緊子先輩は明日から2オフでしょ?」
緊子「…そういう所だけはしっかりチェックしてるわけ?(あり得ないんですけど)」
以上は極端なお話ですが、小児科では不測の事態が起こりやすく、夜勤中にしっかり仮眠が取れない。とか、朝ちゃんと帰れない。とかそんな話もありがちです。
ただ、小児科特有な大変さと他科でもかぶってくる大変さと言うものは結構多くある事です。
看護師の夜勤を大変にしている様々な要因について掘り下げてみたいと思います。
小児科病棟を有する規模以上の病院の看護師の夜勤時間は長くなりがち
看護師が夜勤で感じる大変さやストレスの中で一番多いのは、夜間の急患対応や急変対応で時間を取られて、朝になっても仕事が終わらず帰れない。
つまり夜勤時間が長くなってしまいがち。という事でしょう。
とにかく病棟があるような病院の小児科であれば、夜間の急患にも対応しているところが多いため、間違いなく夜勤のハードワークは約束されているようなものです。
平日なら日中に受診できたりしますが、休日だと日中に不調をきたした子どもの様子を見ていたけれど、夜間になって悪化して、慌てて駆け込んできたりということも多々あります。
大した事がない患者がたくさん来るのも大変ですが、こじらせてからやって来る患者の対応も処置や検査に対応しなくてはいけない事が多かったりで、もっと大変!気がついたら朝になっていた。ということも珍しくありません。
入院中の患者でも、子どもは想定外の行動をとったりするので、緊子さんと眠子さんたちのように、転落などの事故が発生したりすると主治医へ報告したりインシデントレポートを書いたり終わりの見えないトンネルに入った気分になるでしょう。
朝の申し送りを終えてから、記録をしたり、日勤者に残してしまったら申し訳ないような後片付けだけはしておこう。というような展開から、なかなか帰れない長い夜勤になってしまいがちです。
急患対応や急変が多い病棟であれば、ほぼ間違いなく朝の申し送りが終わってから記録に入るというような展開も珍しくはないと思います。
眠い目をこすりつつ、急変時などに走り書きで残しておいたメモを元に記録するのは至難のワザです。ですから通常であれば1時間程度で終わる記録も倍以上かかってしまう事も…。
さらに申し送り直前などの朝の一番忙しい時間に急変が起きてしまった!もしくは、急変対応が複数重なってしまった。そんな場合は最悪の事態を考えておいた方が良いでしょう。
特に記録が苦手で…というような人であれば、日勤者が昼休みの交代調整に入る頃にやっと記録が片付いた。なんて事も滅多にないことではないかもしれません。
その点、無床のクリニックや医院の休日当番などで当直をするのは気が楽と言っても良いかも知れません。入院患者はいないので、急患だけの対応をすれば良いのです。
処置が終われば患者は帰宅しますし、帰宅できないような状態であれば、きちんとした治療を受けられる規模の病院へ紹介すると言う形になります。
二交代制を取り入れている病院勤務の看護師は夜勤人数が少なく忙しさを強く感じる?
その病院の看護体制、二交代か三交代かにもよりますが、看護師を十分な人数確保できている病院や病棟というのは限られています。
かなり大きめの総合病院などでもない限り、三交代で準夜と深夜が共に三人体制というのは、それなりの人数を確保しなくてはいけないため、経営面から見ても難しい事でしょう。
一見、三交代に比べて二交代の夜勤の方が人数的には多く感じる事が多いかも知れませんが、二交代は休憩時間がありますから、その間の人数は一人減ってしまう状況です。
二交代なら助手などを合わせたりして、三人夜勤のところが多いんじゃないの?と思う人もいるかもしれません。それもやはり、ある程度以上の規模の病院である事が条件になるでしょう。
小規模な病院の病棟であれば、二交代でも二人体制というところは少なくありません。そうなると、夜間少なくても2時間ほどは一人で病棟全員を見なくてはいけない時間があるという事です。
緊子さんや眠子さんたちのように、頼りない相手であっても、ナースコール対応をしてくれたり、ちょっとした事であれば相談できたりする存在さえもいない。という事実は、とても心細いものです。
特に小児科の夜勤は特有の忙しさがあります。夜泣きが始まった子どもの対応など連鎖的に対応しなくてはならない事が多々あるため、猫の手も借りたくなるでしょう。
そんな時に人手が少なすぎる!と感じる事が多いのは圧倒的に三交代よりも二交代の病棟勤務の場合だと思います。
逆に三交代の場合は日勤後の深夜勤務や準夜勤務明けの休日などの事も多く休日が少なく身体的にもハードだと感じてしまいがちですが、勤務時間帯での人手という面で考えると、かなり余裕を感じるのではないでしょうか?
小児科看護師は他科の看護師よりも夜勤する回数を多く感じる
実際に、成人の病棟で働くよりも小児科病棟の方が夜勤をする回数が多いという事実ではありません。一応、72時間ルールが存在するため、その現場の看護師人数の状況に合わせて…。というわけにはいきません。
72時間ルールで言えば、三交代なら準夜と深夜を合わせて9回までで、二交代であれば4回までが限度。という事になります。それを超えると病院がペナルティを課せられてしまう場合もあります。
ですから、実際の回数が多いのではなく、体感回数とでも言えば良いでしょうか?一般病棟の時と同じ回数の夜勤なのに、多く働いている?そんな感覚を覚える事が多いかも知れません。
それは、夜勤業務の濃さが違うからではないかと思います。
一般の成人であれば、目が覚めて再度眠れなかったとしても泣いたり騒いだりする人はいませんし、トイレに行ったり、お水を飲んだり一人で出来て当たり前。
そんな成人だったら当たり前のことを小児科病棟では、当たり前のように援助してあげる必要があるのです。座って記録の整理をしたり、他の業務ができる時間を大きく患者さんの対応に割かれます。
ナースステーションで少し息をつく時間というのが小児科では圧倒的に少ないため、一回の夜勤の密度が濃く心身ともに疲れる事が多いでしょう。
それが、体感回数を多くしてしまう原因ではないでしょうか?
先輩看護師は特に夜勤の仮眠・休憩は取れなくなりがち
ズバリ!夜勤の仮眠や休憩を期待していると痛い目に合う事が多いです。何かの法則か?と思ってしまうほど、夜勤前に予定を入れて夜勤前の休息が十分に取れていない時に忙しい夜勤になってしまう事が何故か多いのです。
通常であれば、二交代ならば2時間の仮眠時間。三交代であれば1時間の休憩時間。があるはずなのですが、たったそれだけの時間さえも無理な事も多々あるのです。
先にも書きましたが、小児は夜間に急変したり、急患として搬送されてきたりする事が多いものです。それに、成人では自分では出来て当たり前の事が小児にとっては出来なくて当たり前の事になります。
ですから、逆によほどの奇跡でも起きない限り、夜勤での仮眠を期待して日中に疲れてしまって夜勤に入ったりすると、それは大変な目にあう事になるのです。
緊子と眠子の例でも挙げましたが、先輩ナースがリーダー的な役割を担う事が多く、やらなくてはならない仕事を抱えている状況も多くあります。
そんな時は、後輩を気遣ったり、夜勤の少し手が空いた隙に、自分の抱えている仕事を進めたい、などの気持ちから自分が先に残って、結局朝まで休憩を取れずに終わる。というパターンに陥ります。
ですが、休憩が取れないほどの緊急事態が度々起きて毎回一睡もできないくらいの多忙さ。というのは病院の規模などにもよるところも大きい部分があります。
急患や急変と言っても、重症患者は診る事が出来ないレベルの病院であれば、急患として受け入れませんし、自院での継続治療が困難であれば転院という事にもなります。
たとえ自院で見なくても別の病院へ転送したり転院したり。ということになれば、そこに対応しなくてはいけなくなり、人数を取られたり、結果としてさらに忙しさが増してしまう場合もあります。
小児科看護師の夜勤手当・給料は一般病棟と同じはずだけど?
精神科や手術室、他にも特別な手当てがつく可能性がある診療科はありますが、小児科だからと言って小児科手当なるものは、存在しません。
それに、小児科だから基本給が他科より少し高い!なんていう事実も残念ながらありません。もしも、小児科看護師のお給料が少し高いのでは?なんて思っている人がいれば、それは単に時間外手当だけの問題かも知れません。
小児科の患者の状態や行動は予測不可能であるということは既に書いていますが、本当にどの勤務帯でもその事実が当てはまります。日勤であっても夜勤であっても…。
ですから、勤務時間内に記録まで終わったとしても、帰る直前に何かが起きる事は珍しくありません。定刻で帰れると思わない方がいい。と私も小児科に勤務していた頃には言われていました。
それに、日勤帯での時間外と夜勤帯での時間外では、夜勤帯での時間外手当の額の方がかなり高くなります。
夜間の時間外手当は基本給を時給に換算して25〜50%ほどアップさせたくらいの額が平均的な金額のようです。もちろん準夜帯での時間外よりも深夜帯での時間外の方が高い事は言うまでもありません。
そう言う計算だと三交代の夜勤をしていて、夜勤で毎回残業を2時間程度している人は月あたり20時間弱の時間外手当がつく事になります。
時給に換算して1500円程度の人が20時間の時間外をすれば、それだけで30000円の手当がありますが、25%アップの時間帯ならば37500円、50%アップの時間帯であれば45000円!
つまり、三交代なら準夜と深夜の夜勤手当の平均約4500円で9回入った場合は、40500円となり、これに上記夜間の時間外手当を上乗せしたものが夜勤絡みの支給額になります。
また、二交代なら夜勤手当の平均約10700円で4回入った場合は、42800円となり、これに、同様に夜勤で毎回残業を2時間程度している人は月あたり8時間の時間外手当12000円がつく事になり、50%アップとすると18000円が上乗せされて夜勤絡みで支給されます。
結構大きな額になる事が分かっていただけたでしょうか?
ですから、夜勤明けにすぐに帰れない小児科の看護師のお給料が高くなるのは、必然でしょう。
それに他科に比べると全体的な時間外勤務もかなり多くなります。結果的に、時間外手当をきちんと支払ってくれる病院に勤務している人であれば、一般病棟に勤務している人よりもお給料の手取り額が多いという事になるかも知れません。
時間外手当をきちんと支払ってくれるのかどうなのか?それは、職場選びをする際の重要なチェック項目だと思います。
看護師は夜勤で生活リズムを崩壊させやすい?
小児、成人を問わず夜勤をすると生活リズムは簡単に崩壊します。眠らなくても全然平気!っていうのは20代前半までで、後半になってくるとクマが消えなくなったり、肌荒れがひどくなったり。
そんな程度であれば、まだマシな方で不規則な勤務が続いて普通に夜眠らないといけないのに眠れなくて、眠剤に頼るようになったり、薬に頼りたくないと不眠が続いて体調までも崩壊してしまったり…。
看護師全般で夜勤をしている人の生活リズムの崩壊は非常にありがちな事ではありますが、小児科看護師はさらに生活リズムを崩壊させやすい要因が増加します。
既に書いた通り、小児科の夜勤は多忙です。身体的にも疲弊しますが、小児科特有なのが、保護者への対応という部分です。これは精神的にもダメージを受ける事が多く夜になるとクレームを訴えてくる親がいたりします。
そういう精神的ダメージは繊細なメンタルの持ち主の看護師にとっては大きなダメージになり、不眠をますます増強させる要因になります。
また、小児科は季節のイベントなどが一般病棟と比べると充実しています。つまり勤務する看護師にとっては余計な業務でもあります。
ただ、子ども好きが高じて夜勤明けで日勤帯のイベントに参加したり、イベントの準備に取り組んだりすると、その無理が響いて簡単に生活リズムは狂い始めます。
ですから、夜勤をしながら生活リズムを整えるということは、看護師にとっては当たり前の事のように思われがちですが、実のところは、かなり難しい事ですし、それなりの自覚や自律性が求められることでもあります。
看護師が夜勤に行きたくないと思う時、どうやって克服する?
何となくですが、夜勤が好きな人=お金のため。という構図が思い浮かびませんか?
とにかく夜勤の回数をこなしたい人は、夜勤手当が目当てです。という人が圧倒的に多いと思います。
さらに言えば、若くて夜勤のリーダーとか責任ある立場に立たされる可能性が低い人の方が多いのではないでしょうか?あなたの周囲にいる夜勤大好きな人を思い浮かべてみてください。
これらの事から逆説的に考えると、夜勤が怖い、嫌い…。夜勤に行きたくない。と思う人は、往往にして真面目で責任感の強い人が多いのではないかと思います。
夜勤は何があるかわからない。自分が対応しきれないような事態が起きたらどうしよう。夜勤って怖いから、できればやりたくないんだけど。って思うのは、ある意味普通の感情だと思います。
特に小児科は急変や急患も多くテキパキと対応できる事が求められたり、保護者の目や訴えがあってプレッシャーを感じる部分も多く体に毒だと思う場面も多いかもしれません。
ただ、診療報酬において「看護職員の月平均夜勤時間が72時間以内」と決められているので、これを破ると病院側にペナルティが課されます。
ですから、たくさん夜勤をやりたい人がやって、やりたくない人は減らして…。という希望は、なかなか叶わないものなのです。少しでも楽に夜勤を乗り越えられるようになるためには、慣れるしかないのかもしれません。
小児科看護師の夜勤のバイトってどうなの?
小児科、他科問わず、夜勤専従という働き方を求める病院や施設は増えています。家庭の事情などで日勤のみしかできない。という看護師が多い職場が募集している事が多いとは思います。
しかし注意が必要なのは、夜勤業務が激務すぎて日勤なら何とかやれるけれど、ここで夜勤なんかできない!と夜勤を拒否する看護師が多い職場の存在も結構多いと聞いています。
もちろん、忙しくてもお給料さえ良ければ全然オッケーです。という人にはもってこいな働き方だと思います。ただ、地方の病院では、まだ募集は少ないので、都市部を狙った方が良いでしょう。
収入面でも地方では普通に夜勤をした時の手当てプラスアルファ程度の事が多く期待したほどの収入アップは望めないかもしれません。しかし、都市部での夜勤専従であれば1回の夜勤で平均的に3万円前後のお給料になります。
また、夜勤専従のバイトでなくても、日勤も行う本業的な職場がありつつ、思うように夜勤が増えない、もしくは夜勤がない。などで収入がアップしない、と不満を持っている人がダブルワークでバイトという働き方もあります。
ただ、小児科で夜勤のバイトをするというのであれば、小児科での勤務経験やスキルがある程度高くないと難しいでしょうし、小児科が良い!とか好き!と強い希望を持っていないのであれば、一般病棟の方が楽に働けるでしょう。
小児科看護師の夜勤あるある!な怖い話
小児科で亡くなった子どもの幽霊が夜な夜な病棟をさまよって…。的な話は夏のテレビ番組などで良く見かけますが、少なくとも私は、そういう場面に遭遇した事がありません。
私の周囲の人も友達の友達から聞いた話。と都市伝説的な話が多いのですが、実際のところ夜勤中は忙しくて、それどころではない現実的な怖い話の方が多いように思います。
もっとも怖いのは、帰宅後、リラックスしている時にかかってくる病棟からの電話。「え!私、何をやらかしちゃったんだろう?」ってメチャメチャ怖いです。
サーっと一気に血の気が引いていく音が聞こえますし、夜勤中に起きた怪しい出来事が走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。
点滴のミキシングをしている最中にイラっとしながらナースコール対応した。その後に間違えて混注したりしてたら…。インスリンの単位、ダブルチェックしたけど相方がちゃんと見てなかったから…。
もしかしたら、あの子の部屋にしばらく行ってなかったけど、日勤者が行ったらベッドから落ちていたとか?まさか、今晩の夜勤を代わってもらえないかのお願いだったらどうしよう!
などなどネガティブな思考で頭の中が埋め尽くされる時が一番怖い瞬間かもしれません。
大体、そういう時の緊急電話の内容は大した事がない場合の方が多いので、心配しただけ損!とホッとしてすぐに眠ってしまうことも良くありませんか?
まとめ
いかがでしたか?
小児科看護師の夜勤の実態、少し伝わりましたか?
やっぱり夜間に勤務するという事は人間の本来の生活リズムを大きく乱す事ですし、体調の不調を招きやすい状況である事は小児科以外の診療科であっても言える事だとは思います。
ただ、小児が対象である事で成人が対象である病棟とは違った援助内容や業務内容も多く、心身ともに疲弊する要因が多いのも事実です。
ですが、職場次第では、こういう状況を避ける事や出来るだけ少なくする事も可能です。
そのためには、まず職場の情報収集が必要でしょう。
効率的な情報収集をするためにも、転職サイトへの登録が簡単で便利な方法です。コンサルタントから、職場の内部事情などのたくさんの情報を得た上で職場を選んで行った方が良いと思います。
執筆者情報
看護師と小児科の求人 編集部
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