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小児科の看護師向けの求人に強い転職サイトは、どこですか? 小児科の看護師に関する記事一覧

小児科の看護師が持っていると有利な資格、求められるスキルを身につけよう!

小児科って本当に臨床の現場に出てみないと分からない、知らないっていう事がすごく多い現場だと思います。そんな小児科の看護師として勤務する(今後勤務したいと思っている)中で自信を持って毎日の楽しく仕事をしたい。

と思った瞬間が、やはり資格やスキルアップのための研修を受講するタイミングなのではないかと思います。そもそも小児科看護師にどんな資格や研修が役に立つのか?って分からない。

私もそうでした。その日の事をその日の内に終わらせる事で精一杯だった時期を過ぎると、ふと「これで良いのかな?」「分からなかった事をもっと深く学びたい」と思う事がよくありました。

そんな時にさらに知識を深められるような資格取得のための勉強をしたり、日々の業務に役立つような内容の研修を受けられると飛躍的に看護師として成長する事が可能です。

でも、どんな資格や研修があるのか分からないし知らない!という方のために、小児科以外での勤務にも役立てられるようなものがたくさんある事をご紹介したいと思います。

小児科看護師として目指す資格はスペシャリスト?ジェネラリスト?

小児看護専門看護師

役立つシーン

小児科専門病院、大学病院や総合病院などの大きな病院の小児科で勤務したいという希望がある人や小児科を極めたいと思っている人にとっては絶対的に有利な資格です。

大学院で勉強して、より高度な知識を身につけたい。小児科看護師として有利になる専門看護師って他にはどんな分野だろう?と思う人には家族支援専門看護師精神科認定看護師などもオススメです。

取得要件

①看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位(総計26単位または38単位)を取得していること。

②実務研修が通算5年以上あり、うち3年間以上は専門看護分野の実務研修であること。

つまり①②の条件をクリアした人が専門看護師としての認定審査を受ける資格があります。

バックアップ体制

専門看護師を目指して大学院。臨床経験が最低でも5年以上求められるため、働きながら大学院を目指したり、通う人も少なくありません。

ただ小児科で働きながら、というのは凄いハードワークです。勤務する病院側はシフト調整や在学中は勤務内容や時間に融通が利く部署への異動などのバックアップは最低限考慮してくれる所がほとんどでしょう。

学費などの金銭的なバックアップ体制は就業中の病院によって違うので一概には言えませんが、部分的に補助をしてくれる所もあれば、すべて自己負担で、という所も少なくないようです。

費用などは?

大学院の受験料は3〜4万円、年間学費は国立であれば約50万円、私立は100〜200万円。取得まで2年間かかります。

新生児集中ケア認定看護師

役立つシーン

小児科を目指す看護師の中でも特に専門的で高度な知識や技術を求められるNICUなどでの勤務はデキる看護師の印象が強く、ある意味憧れでもありませんか?

そんなNICUでバリバリ働きキャリアアップしていきたい!と目指す方には是非目指していただきたい資格だと思います。

小児科看護師として役立つ認定看護師の資格は、他にも感染管理認定看護師皮膚・排泄ケア認定看護師などもあげられます。これらは、小児科分野以外でも非常に有利な資格です。

取得要件

①看護師免許取得後、実務経験が5年以上あり、その中でも3年以上は認定分野の実務経験があること。

②認定看護教育機関に合格後、6ヶ月間受講し修了すると認定審査受験資格が与えられます。審査に合格し認定看護師となった後も5年ごとの更新が必要になります。

入学願書に在職証明書などが必要なので、同じ病院で5年以上勤務していた方が書類の取得はスムーズです。また、所属施設長の推薦も必要になりますので、在職中である事が基本条件です。

バックアップ体制

認定看護師の教育機関は日中に授業や実習があるため、働きながら通学という形は困難な事が多く、通学期間の6ヶ月間は仕事は休むという事になる人がほとんどです。

休職となるのか、最悪の場合は一旦退職する人もいますが、病院によっては研修や出張扱いにしてくれる所もあり、所属する病院の取り決めがどのようになっているかの確認は必須です。

私が以前勤務していた病院では、認定看護師取得へのバックアップ体制が整っており、出張扱いのため基本給はもちろん、学費や教育機関が県外にしかないという事で住居費まで支給されていました。

ただ、バックアップ体制が整っているから良いとばかりは言えず、さらにキャリアアップしたいと転職したくても、多額の学費などを負担してもらった病院への恩から転職しにくいという話もよく聞きます。

費用などは?

受験料や認定審査でかかる金額だけでも、それぞれ5万円ほどかかりますが、これは所属する病院が負担してくれる事が多いかと思います。問題は入学金や授業料などです。

教育機関により多少の差はあるようですが、ほぼ100万円近くかかると思っていて間違いはないようです。さらに、首都圏在住以外の人は教育機関まで現在の住居から通学する事が困難な事がほとんどです。

そうなると、ウィークリーマンションなどの住居を借りる必要も出てきます。生活費などを含めると、さらに100万円近くかかる事が多いようです。

私が知っている認定看護師の人たちから聞いた話(学費や住居、生活費の補助が全くない状態)では、目指すための費用として300万円は必要だった。貯金した。という人が多くいました。

小児アレルギーエデュケーター

役立つシーン

小児科で最もメジャーな疾患として喘息があげられるのですが、その喘息(アレルギー疾患)に特化した資格が小児アレルギーエデュケーターです。

メジャーで臨床では良く遭遇する疾患ではありますが、スペシャリストは少なく、喘息患者さんの日々の看護に万全の自信を持って臨める看護師は多くないと思います。

自分が自信を持って看護に取り組めるという事はもちろんですが、教えてくれたり相談できる存在がいると思うと周囲のスタッフの安心感にもつながる資格ではないでしょうか?

取得要件

日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会が認定する資格で看護師の他にも栄養士や薬剤師も受験する事ができます。出願には、やはり一定の臨床経験と症例の提出などが必要です。

まずは小児アレルギー疾患基礎講習会を受講後、次のレベルの講習会受講資格を得るための試験に合格しなければなりません。次のレベルの講習会を受講後、小児アレルギーエデュケーター資格試験に臨めます。

合格後の認定は5年ごとの更新が必要で、その間の臨床実績や指導実績も求められます。

バックアップ体制と費用

この資格は取得までの期間は、ほぼ1年かかるのですが、講習が2回と受験が2回のみです。しかも講習は1回が土日の2日間のみと比較的受講しやすい日程になっていることが多いようです。

さらに受講料金や試験の受験料、認定料などの全て必要な費用を合わせても10万円程度の比較的手頃な金額です。受講日数、受験料金などを合わせてみても所属施設のバックアップは得られやすいと思われます。

研修や出張扱いで費用は全額負担してくれる病院も少なくないと思いますので、資格取得をしてみようと思われたら上司に相談してみてはいかがでしょうか?

栄養サポートチーム専門療養士

役立つシーン

NSTという職種は耳にはした事があるけど興味がない人にとっては栄養関連部門くらいの認識ではないでしょうか?実は小児科看護師にとっては大切な役割を担う資格の人たちです。

小児科では、経口摂取の方法が限られていたり疾患的に難しいと今後の成長に大きく影響を及ぼすため、疾患的な側面と成長という側面の両面からのアプローチが必要となります。

そのため、小児科では重要な役割を担うと同時に大きなやりがいを感じることもできるでしょう。もちろん、成人の一般病院でも必要な存在であるため、小児科以外でも役立つ資格です。

取得要件

一般社団法人日本静脈経腸栄養学会が認定する資格で、医師をはじめ看護師、栄養士、薬剤師などの国家資格を持つ事が申請に必要となります。

また5年以上の臨床経験と栄養サポートに関する業務の経験があること、日本静脈経腸栄養学会の学術集会や主催する臨床栄養セミナーなどに一定回数の参加が求められます。

さらに認定教育施設での実地修練を終了し認定試験に合格する必要があります。

バックアップ体制や費用

所属施設からのバックアップは非常に得られやすい資格だと思います。セミナーも土日の二日間などで、取得までに時間がかかる他の資格と比べると拘束時間は短くて済みます。

さらに機能評価を受ける病院にとっては不可欠な資格であり、費用面でも試験自体には3万円程度とかなり手頃な金額ですから、所属施設の需要によっても違いはありますが全額負担はしてもらいやすいと思います。

学会やセミナーでは、他の資格の人たちには見ないほどの試供品や最新情報が提供されているという印象があります。新鮮な情報に接して楽しいという話も多く聞きました。

まとめ

小児科看護師として、また今後小児科看護師を目指す上でも役に立ったり有利になったりする資格は意外と色々あるという事が伝わりましたでしょうか?

小児科を含めて、いろんな経験を積む事で幅広い知識を持ち、どこでだってやっていける!というジェネラリストとしての自信をつけるには色んな資格があって夢が広がりますよね?

ただ小児科でしか役に立たない、という資格は逆に少ないかもしれません。という事は逆に言えば、小児科看護師としてスペシャリストを目指すのは、なかなか困難だという事だと思います。

小児科看護師としてスペシャリストを目指すには、それなりの規模の病院に所属する事がまず第一条件でしょう。色んなケースの臨床経験を積む事ができる。

その上で更にキャリアアップのためのバックアップ体制が整っている。となると、自分一人の力で探したり、交渉したりするのは貴重な時間を無駄にしてしまいます。

こんな小児科看護師になりたい!という形がハッキリしている人なら尚更、自分のキャリアアップに繋がる職場を自分に代わって探してくれる転職サイトやコンサルタントに依頼するのがベストかもしれません。

ただでさえ足りない貴重な時間や労力は、できるだけ自分自身の成長のためだけに使いたいものです!

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ看護師と小児科の求人 編集部

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